ゴーヤやゴーヤ茶について、解説します。成分、苦み、栽培方法なども参考ください。

ゴーヤ(ニガウリ)とは?

  ゴーヤはアジア原産のウリ科の植物で、独特の苦味を持つことから「ニガウリ」とも呼ばれます。沖縄では昔から日常的に食されている栄養価の高い野菜のひとつです。ゴーヤは、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどの栄養素がバランスよく含まれています。ゴーヤの種には、共役リノレン酸が豊富に含まれています。 ゴーヤ

ヘルシー効果たっぷり! ゴーヤーは夏の最強野菜

  ゴーヤーは夏こそ食べたい健康野菜です。その理由は豊富なビタミンCと特有の苦みにあります。ゴーヤーはレモン果汁より多くのビタミンCを含み、夏バテを予防し、肌を紫外線から守ってきれいにするのに役立ちます。さらに特徴的なのは、モモルデシンと呼ばれる苦み成分。モモルデシンは、糖の吸収をゆるやかにする作用を持ち、糖尿病の予防、ひいてはダイエットにも効果を期待できます。
  ゴーヤからビタミンCと苦み成分を摂取するには生で食べるのがいちばんですが、短時間の加熱なら損失が少ないのでご安心ください。ゴーヤの苦みをうまみに変える調理法で、1食50g、できれば100gのゴーヤーを食べましょう!

ゴーヤの成分

  ゴーヤといえば、豊富なビタミンCで有名。 100g中にキャベツの約4倍に相当する120mgのビタミンCが含まれています。しかも、通常加熱すると壊れてしまうビタミンCが、ゴーヤの場合は、炒めても100gあたり110mgとほとんど変わりません。

ビタミンCを多く含む野菜

品名 エネルギー 水分 たんぱく質 無機質 ビタミン
Ca P Fe Na K A効力 1 C
ゴーヤ
(果実生)
Kcal
17
g
94.5
g
1.0
mg
14
mg
30
mg
0.4
mg
1
mg
260
IU
140
mg
0.05
mg
120
芽キャベツ
(結球葉)
47 83.9 5.5 35 70 1.0 5 580 220 0.18 150
なばな
(生)
31 89.2 4.1 150 80 2.7 15 360 1.600 0.15 120
ししとうがらし
(果実生)
30 90.8 2.0 12 36 0.5 1 370 160 0.07 90

種から育てる
ゴーヤ栽培セット


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